センテッドゼラニウムの挿し木 |
いよいよ梅雨本番のようです。
葉っぱはさすがに萎れているのですが、なんと…花が咲いてる!
コガネムシの幼虫に根を食害されながらでも咲いていたし
刈り取られて2日後でも咲くし…君たちどれだけ丈夫なの?
30分もしたら葉っぱが ぴん!
センテッドゼラニウムの挿し木の手順、基本的には バラの挿し木と同じです。
大きく違うのは以下の3点。
(1) 挿し穂の水上げをしない。
(2) 挿し穂の切り口を軽く乾かしてから挿す。
(3) 挿したあと腰水管理をしない。
なるべく節間のつまった若い枝先を2節以上つけて8cmほど切り、挿し穂にします。
下葉を取り、切り口をよく切れる刃物で斜めに切り、切り口が乾くまで(30分~数時間)待ちます。
発根促進剤などを使うときは切り口を切ったあとすぐに使い、発根促進剤をつけたまま切り口を乾かします。
予め十分に水を含ませた挿し床に割り箸などで穴をあけ、その穴にそっと差し込むように挿し穂を挿し、潅水によって土をなじませたら風雨の当たらない明るい日陰で管理します。
土を乾かさないよう注意しますが、挿し穂の腐敗を防ぐため腰水での管理はしません。いまの季節ならば1カ月ほどで発根します。
上記の挿し木方法はセンテッドゼラニウムに限らず、花を観賞するゼラニウム・ぺラルゴニウムにも同様に使えます。
管理人はむしろ園芸種のゼラニウムやぺラルゴニウム(花を観賞するタイプ)をこれで殖やしていました…というか、実はセンテッドゼラニウムは今回育てているのが初めてです。(園芸種のゼラニウムは家族が好きだったため実家で10年以上栽培していました。)
この数年栽培してみた印象ではセンテッドの方がずっと丈夫で生命力も強く、栽培も容易なので、恐らくこの方法で問題ないと思います…が。
チャレンジは、みなさま自己責任にてお願い申し上げまする。
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