お行儀の良いチューリップ「キャンディ プリンス」 |
植え込む品種を選ぶ時、色や形の次に気にかけているのは、サイズ(草丈)と咲く時期です。なにしろ狭いベランダですから、大きく育つ品種は選べませんし、たくさんの種類を植え込むことはできないけれど、少しでも長く花を楽しみたい!(笑)
そんな思惑から、毎年、早咲き、中咲き、遅咲きの品種の中からそれぞれ選ぶようにしています。
いつもなら大好きな早咲きチューリップ「アプリコット ビューティ」が開花の一番手になるのですが、昨年は準備が遅れ、残念ながら「アプリコット ビューティ」は入手できず。
早咲きの品種の中からお試しに選んだのは「キャンディー プリンス」。
…この「キャンディー プリンス」育ててみたら実に実にお行儀の良い王子様でした。
草丈はとてもコンパクトで狭いベランダの鉢植えには最適な感じ。
全く乱れない花形。ころんと丸く可愛らしいチューリップ。
6個植えた球根が綺麗に揃って花をつけています。
そういう意味(花期が揃う)でも優秀な品種のようです。
花色が少し薄くなり、花形が少しふんわりとしてきています。
・・・それでも変わらずまとまりのある綺麗な花形。
ユリ咲きの品種のような乱れた姿は全く見せません(笑)。
この後、ちょうど開花から3週間目の4月13日の朝散っていました。
途中、ひどく風雨の強い日に、きっと散ってしまうだろうと思い、2つを残して切ってしまったのですが、予想に反しその風雨も乗り超え、3週間綺麗な色と形を維持したお行儀の良い王子様。花茎が短く、切花にだけは向いていないようですが(笑)、狭いベランダには最適な品種のようです。
この「プリンス」シリーズ、いろいろな色違いがあるようですので、来年は他の色を育ててみようかと思っています。